用意するもの
・サウンドデコーダー(ZIMO MX648)
・キューブ型スピーカー(ZIMO LS15×10×11)
・半田ゴテ(40~60Wのもの)
・ヤニ入り半田
・半田付け用ペースト
・ダイキャスト用フラックス
・糸鋸(ダイキャストを切るため)
テンダーの分解・改造(その1)
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テンダー内にキューブスピーカーおよびサウンドデコーダーZIMO MX648を設置するスペースを作り、それぞれを収納し、リード線を取り回すために、テンダー本体とウエイトの加工を行います。
○テンダー上部を3つに切断
○スピーカーを収納するためテンダー内底を整備し、ウエイトを切断
○配線の通り道を確保
○スピーカーにしっかりとリード線をハンダ付けした後、スピーカーを固定
○ウエイトを補充します。
テンダーの分解・改造(その2)
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○サウンドデコーダーの不要な線を処理。
○ショートしないようにスピーカー配線をし、サウンドデコーダーを設置しながら残りのリード線を機関車側へ取り出します。
○石炭カバーを制作し、かぶせます。
○台車からの集電を機関車の方へ伸ばします。
機関車の分解・加工
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集電ブロックからモーター、ヘッドライトを電気的に切り離し、それぞれをデコーダーの各リード線に接続します。分解し、ダイキャストブロックへ加工が必要になりますので、現物のモデルで部品構成をよく確認し、慎重に始めます。組み立てた時に回路のショートや接触不良を起こさないために、ハンダづけ部分が外れて動いたりしないように気をつけます。導通や絶縁を確認するために、テスターを使うことをお勧めします。
LEDと定電流ダイオードは極性に注意して下さい→LEDと定電流ダイオード
上廻り、下廻りには空洞部分にできるだけウェイトを搭載し、補重を行って下さい。作例では、スノープロウ裏側にも、ウェイトを搭載してあります。DCCでは集電性能が命と言っても過言ではなく、集電性能を向上させるには、補重が重要になります。ただ、むやみにウェイトを載せるのではなく、全体のバランスも考えるようにして下さい。